焚き火、そしてG型とL型

どうもどうも。ずいぶんとご無沙汰しております。

何というか、日々の忙しさにかまけておると、月日はあっという間にたってしまうものですね。
気が付けば、もう十二月。このブログも前回更新からだいぶんと間が空いてしまいました。
まあ言い訳をしておくと、ちょっと他に書かねばならない案件がありまして、ここ最近はそちらに時間を取られております。
まったく貧乏ヒマ無しですな。。。

ということで、今回はいつものようにワンテーマでだらだら文を書き連ねるというスタイルではなく、ここ数カ月の出来事で印象に残っていることなんかを、徒然なるままに書き記しておこうと思います。

◆S・Aさん、上智大学合格おめでとう!(海外修学経験者入試)

いやー、更新が空いている間、実はずっとこの件について書かねばならんと思っておったんですよね。

S・Aさんはもともと、というか現在もICU附属の女学生。それがこの度(といっても少し前)、上智大学のフランス科にみごと、海外修学経験者入試で合格しました! おめでとうございます!!
試験科目は小論文と面接ということで、私は小論文をみておったんですが、まあ優秀な彼女のことですので、当然やってくれるとは思っておりましたが、それでもやっぱり第一報を聞いた時は嬉しかったですね。

彼女と出会ったのは、およそ3年前の中学三年の頃。
その頃から既に中三とは思えぬ落ち着きと利発さを兼ね備えておった為に、事務所に他の人間にはてっきり大学受験生と誤解されておりました。
高校生となってからはICUの校風が合ったのか、聡明さはそのままに、中学時代以上に楽しげに学校生活を送っているように見えました(まあ、古典は大変でしたけど)。
そんな彼女ですから、私の厳しいというか底意地の悪い小論文指導にも明るく耐え、見事すんなりと(というわけでも本人はないのでしょうが)合格。
本当におめでとう! 残りの高校生活、そして来春からの大学生活も、これまで以上に楽しんで下さいね!!

◆焚き火の会、相変わらず盛況です!

9月と11月の焚き火には、6歳になる娘と参加させてもらいました。
いやー、前にもちょっと書いたことがありますけど、こんなに続く会になるとは思いませんでしたよね。
なんせ、この焚き火の会が始まった頃って、まだ娘が1歳になるかならないかだった頃のような。
それが一緒に参加できるようになっちゃったんですからね。感慨深いです。
で、相変わらず、大人も子供もルール無用。自由奔放に遊んでおります。

私事で恐縮ですが、ウチの娘が通っている幼稚園は、いわゆる「園舎のない幼稚園」でして、基本的には毎日山や田圃や公園に遠足に出かけるというスタイルなんですね。
しかも私が住んでいる場所が玉川上水近辺の「東京の田舎」ということもあり、娘は東京に暮らす人間の割には自然に囲まれた生活をしている方だとは思うんです。
そんな娘でも、やっぱり何でか焚き火は楽しいみたいですね。
今後も私が参加するときは、絶対についていくと勝手に宣言しております。
まあ、「何をしてもいい(しなくてもいい)」「ただ火を燃やすだけ」っていう一見よくわからん、でもだからこそ本当の意味での自由な環境って、いわゆるイベントごとではほとんどないものですものね。
今後も名物として続けていく予定です。

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◆G型大学とL型大学

さて、お次は打って変わって、大学教育に関するお話。

 L型大学とG型大学、一流以外は職業訓練校に
文部科学省の有識者会議で提案されたL型大学とG型大学というキーワードをめぐってちょっとした騒動になっています。提案内容が、旧帝国大学と早慶といったいわゆる一流大学以外の大学は、アカデミックな教育をやめ、職業訓練に専念すべきという刺激的なものだったからです。

この話も、少し前ではありますが、ある界隈では話題となっておりました。
まあ、さすがにこれがそのまま実現するなんて乱暴なことにはならないでしょうが、いずれにせよ、こんな話が出てくること自体、日本の大学教育もいよいよ変容していかざるを得ない状況なんでしょう。

ところで、ここにやっぱり、国立大から文系を無くすっていう話が出てきますね。これは前回のブログにも書いた話題ですが、上記の「提言」の中にも当然のようにさらりと出てきております。
こんなふうに繰り返し、似たような話が出てくるのは、やっぱり文科省のある勢力はけっこう本気ってことなんでしょうかね。

これについては、前も書きましたが、「学問」自体は大学以外の場所でもできます。
何もお上に守ってもらわなくったて、国立大からはじかれたって関係ありません。
そこに居る教員は困るでしょうけど。
いやそれだって、大学以外の場所で教えたって構わないじゃないでか。
いや、むしろ自分のポストを保持するのに汲々となるのじゃなくて、積極的にそういう場を作っていってほしいですよね。
「哲学」や「歴史学」「政治学」「社会学」といった学問が、「実学」と言われるようなものに比べても、より重要なんだ、ってことを、f大学の外に向かってもっとアピールする活動なり仕掛けをつくっていくべきです。
いや、まあ、この辺の話は自分の経歴からいくと、壮大なブーメランでもあるんですが、ね。。。

実際、本当は上に挙げたような学問は、法学や経済学何かと比べたって、重要なものです。
今ある世界がどうしてこんなふうになっているのか、日本という国のおかれている現状はどうなのか、何でみんなやる気のない選挙なのに自民党300議席とか取っちゃいそうなのか・・・。
こういうこと考えるには、上に挙げた学問の基礎ぐらいは判ってないと、マスコミの情報を鵜呑みにしてしまうか、あるいは最近だったらネットの無駄に過激なテキトー情報に右往左往するハメになります。

ところが、こういう学問をちゃんと学ぶことは、インチキ経済学者のクソみたいなブログを読んでるより、よっぽど重要なんだよってことを、いまの大学人はちゃんと世の中に伝えられてますかね。
芸術や文学を知ることは、人間を、ひいては社会を豊かにすることなんだってことを、その辺のおっちゃんやおばちゃんに伝わるような仕掛けを文学部や美大の先生たちは作ろうとしてますかね。
やっぱり、そうしたことに無自覚だったことが、現在の日本の知的環境の、クソみたいな状況を生んでるんじゃないでしょうか。

だから、ね。G型大学とL型大学、なんて話が出て来て、今さら大学関係者が批判してるのを見ると、一周遅いんじゃないの? と思ってしまいます。
大学で、学問をしっかり学ぶ意味が伝わっていないなか、卒業するまでに本を十冊読むか読まないかみたいな学生を量産する大学が林立してたら、そりゃあそんな大学は「職業専門学校」にしちまえば良いんじゃないの? てな意見が涌いてくるのは当然です。
今更それを批判したって、こういう流れはきっと変わらんですよ。

さてと、今日はちょっと疲れました。
また、今度ということで。

それでは、それでは。